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ペット産業の闇 [diary]

それでですね、
映画の時のせられなかったのですが

それでも命を買いますか? - ペットビジネスの闇を支えるのは誰だ - (ワニブックスPLUS新書)

それでも命を買いますか? - ペットビジネスの闇を支えるのは誰だ - (ワニブックスPLUS新書)

  • 作者: 杉本 彩
  • 出版社/メーカー: ワニブックス
  • 発売日: 2016/03/09
  • メディア: 新書


杉本彩さんの著書

ペットビジネスの闇 

ご自身も保護犬(猫)を迎えられ、京都のセンター長をされたり保護活動をされていらっしゃる方です。

我が家にも[犬][犬]おりますが、

欧州の先進国 例えばオランダでは、犬を飼いたい場合はまず【保護犬】からとなっています。
そして飼い主はその犬を迎えるにあたり、飼育環境は整っているか、犬種についてよく理解しているか、など厳しい審査をクリアしなければ犬を迎えることができない法律になっています。

それは、

ペットショップで売れ残りがでる=殺処分 になるからです。(それ以外については後述)

ビジネスに在庫はつきもの それが命となれば・・

センター(殺処分)に持ち込まれ、安楽死という名のガス室だけではなく、
最近では「引き取り屋」という業者が横行しているそうです。その数は年々増えてるばかり。

引き取り屋とは、ペットショップの売れ残り、あるいはブリーダーから元繁殖犬を引き取り(数千円〜1-3万)


死ぬまで殺さないかわりに飼育放棄、 飼い殺しをします。

[ひらめき]ペット産業の闇 引き取り屋の実態についてはこちらhttp://bylines.news.yahoo.co.jp/ohtamasahiko/20160516-00053862/

エサを与えないだけではなく、一生ゲージから出されることなく日光に当たる事なく
病気になっても治療もしてもらえず かきむしった箇所から肉がみえてもそのまま[もうやだ~(悲しい顔)]
当然散歩なんてしたことありません。

息もたえだえ衰弱しきって殺されていきます。

近年たくさんのワンちゃんが河原に遺棄された事件が起こりました。

昨年も大量に河原に80頭の犬を遺棄されたのも「引き取り屋」と言われています。

何が言いたいかというと、

ペットショップでの生体販売は、犬猫を殺さないと成り立たないビジネスになっているということです。

日本はこれだけかわいい動物にたよった番組が放映され、動物愛護といっておきながら逆方向に進んでいます。

【大量生産大量消費】の流通システムが合わず、供給過多です

最近 保護犬や里親などという言葉をきく機会もあるかと思います。

法の整備をしないと助けても飼い殺しにされる犬猫があとをたちません。

ヨーロッパの様に、【ブリーダーを国家資格に】してほしいです。

 ・・・

日本のペット産業はほとんどが ヤ○○ ブラックだと言われています。

無理な交配をし続ける悪徳ブリーダー(パピーミル)
繁殖犬としての役目をおえると 遺棄[ふらふら]


奇形が生まれたり、売れないとなるとポイポイ捨てる輩たち
(病気疾患の遺伝子をもって交配するのはダメ)

オークションの搬送途中で弱って死ぬ仔犬たち(母体から早くに引き離され、免疫がつかないうちにぞんざいに扱われる為)

ブリーダー → オークション → ペットショップ → 飼い主

この流通システムの各過程で大量に殺されています。

 

私も知るまでは ペットショップでの売れ残りだけだと思ってました。(それも嫌ですが)


違いました。
※ペットショップではストレスから病気になり毎日数匹ずつ死んでいってます。
その亡骸は、ホームセンターではホームセンターのゴミと一緒にだされてる現実(杉本彩さんの本より)

今までペットショップで買ってしまったのがいい悪いではなく、(日本のペット市場、メディアの煽りでは致し方ない部分もあります)これから現実を知って下さい。

犬猫を迎える時は、ぜひ保護犬を考えてみてください。

先進国ドイツでは、今ではペットショップは禁止されていますが元々は存在しました。

生体展示販売は不幸な犬猫を増やすだけだと気づいた国民の声に国が動き、法が制定されました。

十分な飼育スペースの確保、条件をクリアにしたら、悪徳業者が金儲けにならないと分かり手をひいていきました。

国民のモラル

日本でもペットショップの生体展示販売は、異常だという事に気づき、
不幸な[犬][猫]が一匹でも減ることを願ってやみません。

先述の杉本さんの本にもとても分かりやすく書かれています。
まわしものではございませんが

元ショップ店員さんの証言など。

今日はミュージカル話ではありませんが、ぜひお伝えしたく記事にしました。

5/26にNHKのクローズアップ現代+
「追跡!ペットビジネスの闇」がとりあげられました。

こちら
http://www.nhk.or.jp/gendai/articles/3811/1.html

20160526pet[1].png

NHKで放映されたのは第一歩と思えました。



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